![bachcontra01-1.gif](http://color5.sakura.ne.jp/sblo_files/color5/image/bachcontra01-1.gif)
【仕様】
記譜法:color5、サイズ:A3、譜めくり:不要(最大でA3 2ページ)、運指:有り(無しも同梱)
新記譜法color5による楽譜出版第4弾は、バッハ最晩年の傑作「フーガの技法」です。
「フーガの技法」を大きく6巻に分け、今回は最初の4つのフーガ(単純フーガ)を第1巻としてまとめて出版します。
第1巻:Contrapunctus 第1〜4曲 単純フーガ[372小節] 290円■今回出版■
第2巻:Contrapunctus 第5〜7曲 反行フーガ[230小節] 予価250円
第3巻:Contrapunctus 第8〜10曲 多重フーガ[438小節] 予価290円
第4巻:Contrapunctus 第11〜13曲 多重・展開フーガ[438小節] 予価290円
第5巻:未完のフーガ(Contrapunctus 第14曲)[239小節] 予価250円
第6巻:Canon(4曲)[372小節] 予価250円 (全曲合計1620円を予定)
(2台作品の出版は未定です)
フーガからカノンまで全ての作品に運指を付与した楽譜は世界初となる予定です。
ただし、自ら運指を記入したい方もおられますので、運指を付与しない楽譜も
同梱しました。
![bachcontra02-1.gif](http://color5.sakura.ne.jp/sblo_files/color5/image/bachcontra02-1.gif)
バッハの作品、あるいはフーガなどの対位法を駆使した作品は、一般に初見や譜読みがしづらいと言われます。
その原因の一つは記譜に問題があると考えました。
問題点は次の2点:
(1)左右どちらの手で取るべきか分りにくい
(2)音楽が捉えにくい
これらの根本原因は、ト音+へ音の大譜表の上下段が離れていることにあります。
本来、大譜表は中央ドを中心に上下対称に記譜できるよう考案されたものですが、
現在の出版譜の全ては間隔が広くなっています。
そのことにより、まず音楽がストレートに視覚化されなくなりました。
実際は高い音なのに上段の低い音より下に記譜されたりします。
そのことにより、初見等で運指がとても見つけづらくなっています。
譜読みの難しさにもつながります。
モーツァルト作品やショパンのワルツ作品のように伴奏と旋律が左右で明確に分かれているものは
上下間隔が広くても譜読みに支障はないのと対照的です。
上記問題点を解決するために、大譜表を本来の形に戻したのがcolor5の1つの特徴です。
譜読みがしやすく、運指をスピーディに網羅的に検討できます。
また、既存の記譜法では、上下間を狭くすると変位記号(♯♭)があるとどの音符に付いているか
分りにくくなりますが、color5では音符そのものに変位の意味を可視化しているので
譜読み間違いもなくなります。
![bachcontra03-1.gif](http://color5.sakura.ne.jp/sblo_files/color5/image/bachcontra03-1.gif)
底本としてはバッハに関する最新の研究成果が盛り込まれているベーレンライター版(1995年)とし、
比較資料としてペータース版、ヘンレ版などを参照しました。
まずは、無料の立ち読みファイルを印刷してお試しください。
今回はContrapunctus第4の前半を公開しております。
ソースファイルがあるほうが運指の変更等やりやすいんですが。
残念ながら同梱いたしません。運指有り・無し版のPDFのみとなります。
よろしくお願いいたします。
http://color5.jp が代表的なURLとなります。
また、もう少ししたら、アフィリエイトができるような設定にします。
その時には販売しているDL-MARKETに直接リンクしていただくと、
そちらもお得になるかもしれません(ポイントがつくのかな?)。
準備ができましたら、こちらのブログで報告させていただきます。
今後の出版にも大いに期待いたします。
最新の記事なのでここに書くことにしますが、アルカンの「4つの時代」第2楽章にあるトリプルシャープ(##+#)はColor5ではどのように表記するのかがわかりません。橙と赤を半々にするのでしょうか?
今後の楽譜出版にも関わることと思いますので、ぜひ今のお考えをお聞かせください。