2011年12月19日

雑誌ショパン2012年1月号でcolor5が紹介されました

新年号の雑誌ショパンで私の記事を掲載していただきました。タイトルは…
 ★楽譜革命☆“color5”記譜法で譜読みをラクに!★

もし本屋に行くことがございましたら、お手にとっていただければと思います:
http://www.chopin.co.jp/200709renewal/monthly/monthly.html

中央付近のカラー3ページでございます。

月刊ショパンの2012年1月号


※右に移っているiPodnanoはAppleから送られてきたクリスマスプレゼントです(^^)
詳しくは「楽譜の風景」へ。
posted by ふわ at 23:59| Comment(0) | 日記

【楽譜販売】9〜12月中旬:バッハ、ショパン、リスト、ラヴェル、プロコフィエフ、アルベニス

■9月〜12月18日までに発売されたcolor5楽譜についてご紹介いたします:
【color5楽譜】バッハ「フーガの技法」BWV1080コントラプンクトゥス第5〜第7(反行フーガ)
【color5楽譜】バッハ「フーガの技法」BWV1080コントラプンクトゥス第5〜第7(反行フーガ)

【color5楽譜】ショパン 12の練習曲集作品10第11番変ホ長調
【color5楽譜】ショパン 12の練習曲集作品10第11番変ホ長調

【color5楽譜】ショパン ショパン 「革命のエチュード」作品10第12番ハ短調
【color5楽譜】ショパン ショパン 「革命のエチュード」作品10第12番ハ短調

以上については、ピアノ音楽誌「ショパン」2012年1月号で譜例が紹介されました。
「革命」についてはナショナルエディションに合わせ、出版時2/2拍子に修正されております(他版は4/4が多い)。
また、♭を示す青色が濃く印刷されていますが、実際の楽譜では黒との差がはっきりしたものとなっています。
「フーガの技法」(V-VII)については逆に緑がやや薄く見えますが、これは逆にもう少し濃い色です。
リンク先に無料のサンプルPDFをたくさん置いてありますので、印刷してお確かめ下さい。


【color5楽譜】ショパン 「幻想即興曲」初期稿&決定稿 2つの異なる稿を同梱
【color5楽譜】ショパン 「幻想即興曲」初期稿&決定稿 2つの異なる稿を同梱

【color5楽譜】リスト 死の舞踏ピアノソロ編(補完最長版)
【color5楽譜】リスト 死の舞踏ピアノソロ編(補完最長版)

管理人(不破)が1ページ分追加しオーケストラと同じ長さの版を作成しました。

【color5楽譜】アルベニス 「トゥリアーナ」(自筆譜版)〜組曲イベリアより
【color5楽譜】アルベニス 「トゥリアーナ」(自筆譜版)〜組曲イベリアより

ピアノ音楽誌「ショパン」2012年1月号で譜例が紹介されました。

【color5楽譜】ラヴェル=不破友芝 ピアノ協奏曲第2楽章アダージョ ピアノソロ編曲
【color5楽譜】ラヴェル ピアノ協奏曲第2楽章アダージョ ピアノソロ編曲

たいへん美しい協奏曲をひとりでお楽しみいただけます。

【color5楽譜】プロコフィエフ=不破友芝 ピアノ協奏曲第2番第1楽章ピアノソロ編曲
【color5楽譜】プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番第1楽章ピアノソロ編曲

大人気の第2協奏曲。その長大なソロカデンツァを含む第1楽章を、世界で初めてピアノ独奏曲版として出版いたしました。

【color5楽譜】プロコフィエフ トッカータOp. 11
【color5楽譜】プロコフィエフ トッカータOp. 11

【color5楽譜】ラヴェル 組曲「鏡」から第1曲「蛾」
【color5楽譜】ラヴェル 組曲「鏡」から第1曲「蛾」

上記2曲は臨時記号が多く特に譜読みがたいへんな作品。color5で読みやすく致しました。


9月以降に出版されたものは全て、カラーユニバーサルデザインに準拠したカラーリングにしております。
一般色覚・色弱の双方でご活用いただけるものと思います。
8月以前に出版のものも、現在改訂に向けて準備しております。

■color5エディションの一覧はコチラ:
http://www.dlmarket.jp/default.php/manufacturers_id/4939

上記は8月以前に出版されたものを含め、全てのcolot5記譜法による楽譜全てを掲載しております。
posted by ふわ at 08:21| Comment(0) | color5楽譜出版

2011年09月27日

A3のPDFをA4用紙2枚に分割印刷

color5記譜法の多くはA3サイズで出版しております。
片手が空くところだけに踏めくりする箇所おく、譜割が自然になるなどの理由がございます。

ただ、A3プリンターをお持ちでない方も多いと思います。
そんな方のために、次のページをご紹介いたします:

「A3サイズをA4 2枚に分割して印刷する方法(PDF版)」
http://memo-log.9999ch.com/2010/10/24/422

是非ご活用ください。
posted by ふわ at 14:25| Comment(0) | color5の特長

2011年07月17日

【楽譜出版】バッハ「フーガの技法」BWV1080コントラプンクトゥス第1〜第4(単純フーガ)

bachcontra01-1.gif


【仕様】
記譜法:color5、サイズ:A3、譜めくり:不要(最大でA3 2ページ)、運指:有り(無しも同梱)

新記譜法color5による楽譜出版第4弾は、バッハ最晩年の傑作「フーガの技法」です。
「フーガの技法」を大きく6巻に分け、今回は最初の4つのフーガ(単純フーガ)を第1巻としてまとめて出版します。

第1巻:Contrapunctus 第1〜4曲 単純フーガ[372小節] 290円■今回出版■
第2巻:Contrapunctus 第5〜7曲 反行フーガ[230小節] 予価250円
第3巻:Contrapunctus 第8〜10曲 多重フーガ[438小節] 予価290円
第4巻:Contrapunctus 第11〜13曲 多重・展開フーガ[438小節] 予価290円
第5巻:未完のフーガ(Contrapunctus 第14曲)[239小節] 予価250円
第6巻:Canon(4曲)[372小節] 予価250円  (全曲合計1620円を予定)
(2台作品の出版は未定です)

フーガからカノンまで全ての作品に運指を付与した楽譜は世界初となる予定です。
ただし、自ら運指を記入したい方もおられますので、運指を付与しない楽譜も
同梱しました。
bachcontra02-1.gif
バッハの作品、あるいはフーガなどの対位法を駆使した作品は、一般に初見や譜読みがしづらいと言われます。
その原因の一つは記譜に問題があると考えました。
問題点は次の2点:
 (1)左右どちらの手で取るべきか分りにくい
 (2)音楽が捉えにくい
これらの根本原因は、ト音+へ音の大譜表の上下段が離れていることにあります。
本来、大譜表は中央ドを中心に上下対称に記譜できるよう考案されたものですが、
現在の出版譜の全ては間隔が広くなっています。
そのことにより、まず音楽がストレートに視覚化されなくなりました。
実際は高い音なのに上段の低い音より下に記譜されたりします。
そのことにより、初見等で運指がとても見つけづらくなっています。
譜読みの難しさにもつながります。
モーツァルト作品やショパンのワルツ作品のように伴奏と旋律が左右で明確に分かれているものは
上下間隔が広くても譜読みに支障はないのと対照的です。

上記問題点を解決するために、大譜表を本来の形に戻したのがcolor5の1つの特徴です。
譜読みがしやすく、運指をスピーディに網羅的に検討できます。
また、既存の記譜法では、上下間を狭くすると変位記号(♯♭)があるとどの音符に付いているか
分りにくくなりますが、color5では音符そのものに変位の意味を可視化しているので
譜読み間違いもなくなります。
bachcontra03-1.gif
底本としてはバッハに関する最新の研究成果が盛り込まれているベーレンライター版(1995年)とし、
比較資料としてペータース版、ヘンレ版などを参照しました。

まずは、無料の立ち読みファイルを印刷してお試しください。
今回はContrapunctus第4の前半を公開しております。
posted by ふわ at 00:04| Comment(7) | color5楽譜出版

2011年06月25日

【楽譜出版】バッハ「音楽の捧げもの」BWV1079から「6声のリチェルカーレ」

bachricer6-1page-1.gif
bachricer6-3page-1.gif



【仕様】
記譜法:color5、指使い:有り無し同梱、サイズ:A3横3ページ2組

新記譜法color5による出版第3弾はバッハの6声フーガ作品です。世界初の運指付楽譜であるだけでなく世界で最も譜読みしやすい楽譜を目指して作成いたしました。DLMARKETでは無料で最初の1頁を公開しておりますのでプリントアウトして譜読みをお試しください。

バッハ「音楽の捧げもの」BWV1079から「6声のリチェルカーレ」(無料立ち読みファイルへ)


この作品は当時(室内楽の)総譜の形で出版されたため、しばらく何で演奏されるかが議論になりました。しかし、バッハによる2段譜(大譜表)で書かれた自筆譜も発見され現在では当時のチェンバロ、クラヴィコード、ジルバーマンピアノ等での演奏が想定されていると結論づけられています。フリードリッヒ大王から「この主題で6声のフーガが演奏できるか?」との問いにバッハが答えた作品である、との逸話も残っております。

今回は底本として新バッハ大全集のベーレンライター版(2000改訂新版)を使用しました。ベーレンライター版には出版された総譜を2段で書き改めたものに加えて、付録としてバッハによる2段譜をそのまま浄書した物も含まれます。二つには数カ所差異がありますが、color5では出版された総譜をバッハの意図として尊重し、前者を採用しました(自筆譜はIMSLPなどで手に入ります)。

ベーレンライター版(やそれ以前の版)では、上下段が離れすぎており、譜読みしづらい問題点がありました。当然右手で取るべき音が左手で取るような位置に記載されていたり、下段にあるのに上段に書かれた音より実は音が高かったりすることがあります。また、同じ理由により同じ主題でも形がデフォルメされ、テーマと気づきにくい場合があります。

color5では上下段を最小限の間隔としているため、それらを解決しております。
また、この作品は6声も有るため、音が密集します。そのため変位記号がどの音に付与しているのか、分りにくくなります。声部進行が見づらいと言ったことも発生します。これらも、変位記号を音符の色そのもので区別し、分りにくいフーガのテーマなどを色線で表すことで解決しました。譜読みミス、テーマの確認漏れが防げると考えております。

なお、「音楽の捧げ物」史上初の運指付楽譜ですが、自分で納得した運指だけを書き込みたいというピアニストもいると思いますので、運指無しの譜面も同梱しました。

運指有り無し譜面共にA3 3頁で譜めくりは1カ所だけ。しかも、唯一片手が空くタイミングに合わせておりますので、譜めくリスト不要です。譜読みからコンサートまで1つの楽譜でお楽しみいただけます。


posted by ふわ at 14:06| Comment(0) | color5楽譜出版